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2024年 6月 24日 【国立理系向け】大門別演習の使い方 ver.齋藤
お久しぶりぶりです。
1年生担任助手の齋藤駿仁です。
今週で6月も終わってしまいますね。中間テストが終わり、少し休憩できるかと思いきや、もう期末テスト直前という人も多いのではないでしょうか?
受験生は夏休みをいい形で始めるために、高校1、2年生は補修のない夏休みを目指して、試験勉強をお互い頑張っていきましょう!!(大学生も大変⁉)
さて今日のブログは「大門別演習について」です。
特に、国立理系の受験生に向けてアドバイスをしたいと思います。
そもそもみなさんは大問別演習が何のことか知っていますか?
受験生の皆さんは、5月の三者面談で新たに「共通テスト過去問演習講座」をとり、6月末までに主要科目5年分、理社2年分の目標過去問演習年数を達成するために頑張っていると思いますが、実はこの演習講座に大門別演習が入っています。
この大門別演習では、共通テストや試行調査の過去問ではなく、これまでの東進の共通テスト模試などから各科目で分野別に分けられた、共通テスト形式の選択問題が揃っています。これらの問題は、解けきれないほどたくさんあり、実際自分も受験生の時に全て解き切ることはできませんでした。
さて、国立理系志望の受験生の皆さん。6月9日の全国統一高校生テストの結果を覚えていますか?理社はともかく、英語や数学でも上手くいかなかった人が多いと思います。
もちろん、君らには二次試験の対策も必要だし、今はまだ共通テスト演習を本気で進めていく必要はないと考えている人もいると思います。
それでも、もし6月の模試が本番だったら、果たして2次試験と合わせて、現役合格をつかめていたでしょうか?
東進の共通テスト模試は本番まで残りはたったの3回しかありません。
ただでさえ新課程で、対策がしずらいのだから、この残りのチャンスを有効に使わない手はないでしょう。
だからこそ、共通テスト直前の11、12月まで共通テストの対策演習をしないのではなく、日々少しずつ共通テスト対策をして準備していくことがとても大切です。
そんな中、いい教材となるのがこの大門別演習です。
先ほども記した通り、大問別演習では問題が共通テストの大問1個分で完結しています。
科目にもよりますが、理社や数学に関しては1題10分程度で演習、5分程度で復習できます。
過去問演習をする際はリスニング以外は最低1時間はかかることを考えると、勉強の合間にもできる大門別演習はとても効率的だと思いませんか?
勉強がまだ十分に進んでいない理社は各々のペースに合わせてで問題ないと思いますが、英語、国語、数学の主要科目で、共通テストに不安を抱えている人は、必ず大門別演習を進めて行くべきです。
人によって進度は異なるとは思いますが、毎日やっても終わらないほど問題がそろっており、毎日30分あれば演習が出来るほど簡単に取り組めるものなので、毎日演習して、共通テスト対策を習慣化しつつ、基礎知識を蓄えていくことをお勧めします。
特に国立理系を目指す諸君らには、数学の大問別演習をお勧めします。
大問別演習では、「微分積分」や、「三角関数」など、分野ごとに問題が揃えられています。
いくら理系といえど、数学で苦手な分野の1つや2つありますよね?
ただ、そんな分野を本番ではしっかり取り切るためにも、今の段階で苦手を克服していくことが大切です。
その演習として大門別演習はお勧めです。大門別演習の問題は、時々難解な問題もありますが、問われているのは、数学の基礎的な部分です。大問別演習を通じて、共通テストに限らない数学の演習ができます。
自分のオススメは数学1Aの「図形と計量」です。たくさんの定理を使う総合問題が多くあり、時々全く解けない問題もあります。
図形が苦手な人も得意な人も良い演習になると思います。
また諸君らは、社会の演習が必要になりますよね。
学校の進度によっては、まだインプット中という人もいると思いますが、共通テストの社会科目は演習経験をたくさん積むことが、点数を向上させていく一番の近道です。
目標平均点を達成させるためには社会での減点は最も避けるべき課題という人は、早いうちから大門別演習を進めることをお勧めします。
また理科の問題は、基礎知識がしっかりついていなければ正解できない問題が多いので、ある程度インプットが終わった受験生は、インプットの確認のためにこの大問別演習を使うことをお勧めします。
夏休み前に大門別演習を毎日解く習慣が出来れば、夏休み中も無駄時間無く勉強を進められます。
明日からではなく、今日から大門別演習を始めていきまし!!!
明日は品川先生から国立文系志望の受験生諸君に向け、大問別演習の使い方について話してもらいます。
お楽しみに~