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2025年 2月 23日 【新学年向け】共通テスト模試の復習の仕方 ver.正木
こんにちは!
担任助手3年の正木智也です!
すでに私立大学の前期日程はほぼ終了し、残すは国公立と後期日程のみとなりましたね。
共通テストからの1ヶ月間は本当にあっという間に過ぎ去っていった感覚です。
一方で新学年の皆さんにとっては、受験本番までが着々と少なくなっているということです。
そんな中で、現役合格を目指していくために重要な要素の一つとして、やはり模試が挙げられます。
新学年の皆さんは、今日、第1回共通テスト模試が実施されましたね。
そして、模試で最も重要なのは模試後の復習です。
そこで、今回は再三になりますが、模試の復習の仕方について話していこうと思います。
まず大前提として、復習はできるだけ早くに終わらせましょう。
受験科目が少ない生徒は当日中に、多いのであればできる科目は当日中、残りの科目も遅くとも2日以内を目安に復習は終わらせてしまいましょう。
自分がどんな考え方で解き進めたのか、記憶が鮮明なうちに復習をするからこそ、今後の指針を明確にできます。
また、復習する箇所の優先度をはっきりさせることも重要です。
「復習の量が多くて、1週間くらいかかってしまう!」という人もいるかもしれません。
復習と一言でいっても、模試全てを一度の復習で完璧にする必要はありません。
本番にリーディングで9割は取りたいとします。
一方で今回の模試で5割程度だったとしましょう。
この場合、確かに落としてしまった5割分を、本番までに理解する必要がありますが、逆に言えば本番に残りの5割も取れるようになっていればいいのです。
だからこそ、逆算で考えることが重要で、例えばざっくり夏までに7割に到達したいと考えて、この差の2割分を完璧に復習しようと決めます。
次に、今回はなぜ5割失点したのかを分析します。
例えば、読解の演習が不足していて、文章が長くなると全体の流れを掴みづらくなり、読むスピードも遅くなってしまって解き終わらなかった。ではなぜ読むスピードが遅いのか?その原因として、構文の理解が甘い箇所がいくつか見つかり、さらにパッと意味が思いつかなった単語や熟語があったためだとしましょう。
この場合、長文読解の経験を積むことが最終的には必要ですが、最優先は曖昧な単語・熟語を覚え直すこと、そして構文のインプットです。
闇雲に全てを復習するのではなく、自分に必要なポイントを絞って行うことでより効率的に次の学習に移行できます。
以上のような点を踏まえて復習してみてください!
少しでも参考になったのなら幸いです。
明日は小林先生です!
お楽しみに。