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2024年 7月 6日 シャドーイングのやり方
みなさんこんにちは!
担任助手一年の櫻田です!
学校の期末試験が始まった人や、すでに終わってしまった!なんて人も多いのではないでしょうか??
これを超えればいよいよ夏休みですね!!
突然ですが、みなさん 英語 困っていませんか??
共通テストにおいては、文章量が増え続けるリーディングや、以前までのセンター試験とは違い多くの得点割合を占めるようになったリスニング、、、
二次試験においても長文問題が重視されるようになり、難しい内容の文章をとまることなく、素早く読み続ける必要があります、、
とにかく、英語は年々難化しているのです!!
でもだからと言って捨てられない科目ですよね、、、
もうどうしたらいいのーー!!!
と!
悩んでいるそこのあなた!
速読力に加えてリスニング力もつけられちゃう勉強法があるのをご存知でしょうか??
それは、、
シャドーイング
です
本日は、英語が一番得意だった櫻田も受験生時代毎日やるようにしていたこの「シャドーイング」について、なぜ実践することで英語力がつくのかと、その具体的な実践方法をご紹介します!!
-シャドーイングとは-
ということで、シャドーイングがいったいどんな勉強法なのかをみていきましょう!
シャドーイングとは、「英語の音声を聞くと同時にその音声を真似して発声する」という、音読に近い勉強法です。
特徴としては音声が聞こえてきたその直後に影(shadow)のように自分も発声する点で、慣れるまでには時間がかかりますが、これができるようになるとリスニングは怖いものなしになります!
でもなぜ、音読以上にリスニング力を上昇させるのでしょうか??
まず、リスニングができない理由は次のように考えられます(ちょっと難しい話になりますが、、)
人間は言語を処理する際に脳のワーキングメモリという領域を使用しており、主に「音声知覚」と「理解」にそのリソースを割いているのです。
ネイティブスピーカーは幼少期から英語を聞いていて慣れているため、「音声知覚」に割くリソースは元から少ないですが、そうでない人は訓練を積まなければ「音声知覚」に多くのリソースを割いてしまい文章の「理解」が追いつかなくなってしまうのです。
音読も自分の発した声を聞いていますが、それが正しい発音であるかどうかは怪しいですよね。しかも、自分の読みやすい速度で読んでしまうためになかなか速読力はつきません、、その点で、シャドーイングであれば綺麗な英語を実際に試験で聞く速度で聞きながら自分もそれを真似して発音するため、どう直すべきか分かり易いですよね!!
つまり、リスニング力の上昇には音声知覚のプロセスを鍛えていく必要があり、今回紹介するシャドーイングがそれに最適ということです!加えて、英語の理解速度も上昇するため速読力もつくのです!!!!ちゃっかり発音も良くなるので、一石二鳥どころか一石三鳥なのです!!!!!!
-実践方法-
ここまでシャドーイングがどんなものであり、なぜやるべきなのかを長々と書いてきましたが、、ここから!シャドーイングの具体的な実践方法をご紹介していきます!
[1, ]英文を読み、完全に理解する。わからない単語、構文、文法はしっかりと確認する。
↓
[2,]スクリプトを見ながら音声と一緒に音読
↓
3,シャドーイング
↓
[4,]録音して、音源と自分の発音を比較
↓
1,から繰り返す
→これを毎日朝、夜10~15分ずつ。短時間集中!
※シャドーイングの際は同じ英文を数日間かけて使い続けて良い
※[]で閉じている部分は、シャドーイングに慣れてきたら省いて良い
大事なことは “習慣化する” “意味をちゃんと理解する” ことです!数日空けてしまうだけで力は落ちてしまうので毎日少しでもいいからやりましょう!
シャドーイングに使う英文は特に指定はありません。東進の授業で使用した英文の音声でも、参考書の英文の音声でもどれでもいいです!300word以上のものをできるだけ選びましょう!
-まとめ-
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!今回このブログを書くにあたって、改めてシャドーイングについて色々と調べてみたのですが、やっぱり効果のある勉強法なんだなぁ、と再認識しました!!伝え足りないことも多々あるのですが、とりあえず実践してくれると嬉しいです!!!
最後にみなさんへ、シャドーイングの第一目標をお伝えします
共通テストリスニングを初見でシャドーイングできる
です!!!
みなさん頑張ってください!
明日のブログもお楽しみに〜〜