進級に向けてやるべきこと 高2 ver.齋藤 | 東進ハイスクール 自由が丘校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2024年 10月 5日 進級に向けてやるべきこと 高2 ver.齋藤

皆さんお久しぶりです。

1年担任助手の齋藤駿仁です。

 

10月に入り、少し肌寒くなってきましたね。まだ長袖の人は少ないのでまだ残暑は残っているようですが、18時には空が暗くなっているのを見ると、夏が少し恋しいですね。

 

さて、共通テストまで残り約100日となりました。受験生はいよいよ本番がすぐそこに迫ってきて、さらに緊張感が高まる頃でしょうか。確かに、残り時間がどんどん減っていくことに不安が募るのは不可避でしょう。でも、逆に言えばあと100日もあると捉えられますよね。受験生の皆さんは担任の先生と第一志望合格に向け、逆算して予定を立てて勉強してきたはずです。もちろん本番に向け緊張感を少しずつ高めていくことは大切ですが、何も今から新しいことを始める必要はありません。いつも通りの学習(担任や副担任と立てた勉強計画に沿った勉強)を淡々と進めていきましょう!! それが第一志望校現役合格への一番の近道になるはずです。焦らず、これまでの勉強習慣を継続していってください!!

 

さて、高校2年生にとっては、共通テスト本番までの日数など大して大事な情報に聞こえないかもしれませんが、「本番まであと1年以上もある」と呑気に過ごしている暇はありません今日は、進級に向けて高校2年生がすべきことについて書いていきます。

 

東進では、10月からは、高校2年生は新高校3年生になります。これまで、定期テスト対策として勉強していた皆さんも、これからは大学の入学試験を意識して勉強していくことになります。ただここで注意しなければならないのは、まだ「受験生」になるわけではないということです。

世間一般的に言われる受験生は、現高校3年生のことを指しますよね。つまり、実際に受験生になるのは、早くとも今年度の受験が終わる3月以降ということになります。

 

ただ、今の高校2年生も受験生も、大学入試のために勉強しているという面では一致しています。もちろん、「受験生とは本番まで1年を切っている学生のことを指す」と捉えることもできますが、高校2年生と受験生との間には、システマチックな違いだけでなく、メンタリティでの違いもあることを見落としてはいけません。

私の恩師であるS先生は「受験生とは、勉強の優先順位がその他の項目より上位にきている学生を指す」とよく話していました。要は、受験生とは、学校の部活動や委員会より、受験勉強を優先している学生を指すということです。高校2年生の皆さんは、これまで、部活動や委員会の中で、周りを先導するリーダーとして、またはそれを補佐する者として活躍してきたと思います。しかしこれからは、第一志望校合格に向け、受験勉強を最優先に行う受験生になることを目指していく必要があります。この新高校3年生から本当の高校3年生になるまでの期間は、普通の高校2年生から受験生へと昇華するための期間と捉えることができるのです。

 

では実際、どうやって勉強を最優先にしていけば良いのでしょうか?

大切なのは、徐々に受験勉強の優先度を上げていくことです。

 

もちろんまだ部活動や委員会が忙しい人もいると思いますし、責任ある役職で引退するまでは全力投球でいきたいという人もいるかもしれません。ただ、それらが終わり、いざ実際に受験生になった時、それまである程度の勉強習慣ができていないと、簡単に受験勉強にシフトすることができませんだから、これまで勉強を疎かにしてきた人も、少しずつ自分の中での勉強の意識を上げていく必要があります。(定期試験前でもそうでなくても)

では、具体的に勉強の優先順位を上げるとはどういうことでしょうか?

やり方は人それぞれだとは思いますが、2つほど例を上げます。

 

①週5日以上は登校するようにする。

受験生になったら、学校終わりに毎日校舎に登校して勉強するのが当たり前になります。

その生活に少しずつ慣れていくためにも、可能な日は校舎に来て勉強する習慣を作って行くことが大切です。部活動や委員会で忙しい人でも、平日なら校舎は21:45まで空いています。これまでは部活動を理由に校舎に来なかった日が多いと思いますが、もうすぐ受験生にならなければならないことを考慮して、部活後も頑張って校舎に来て勉強しましょう!

 

②国数英の3科目の受験範囲の学習を1月の共テ同日模試までに1周は終わらせておく

HRでも話があったと思いますが、第一志望に合格する人は、本番の1年前の共テ同日模試で結果を残しています。共通テストは去年と問題形式が多少変わると言われていますが、その傾向は大きくは変わらないはずです。この模試で、良い結果をだせれば、第一志望校合格へ大きく近づくはずです。そのためにも、国数英3科目の学習がある程度終わっている必要があります。人的に特に進めて欲しいのが英語の高速基礎マスターで、これを5冠するだけでも、共テの英語の読みやすさがぐんと変わります。(まあ、最近は英語の単語数が多すぎて、しっかり読めても、時間内に解き切ることができない人が多いと思いますが…)まだ、5冠出来ていないのなら、今すぐに始めましょう!

上に挙げた2つはあくまで例であり、勉強の優先順位を上げていく方法は他にもあると思います。どれを実践するにせよ、ここでサボれば、基礎知識が固まっていないまま受験生に入ることになり、受験生になった時に苦しむことになります。

 

これまで、優先して勉強の時間を作ってこれていなかった高校2年生の皆さんは、これまでの勉強習慣を見直して、受験生に速やかになれるようにしましょう!!!!

 

明日は、山田先生が「TMの出席の意義」について話します。

お楽しみに〜

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