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2024年 10月 23日 担任助手になった理由 ver. 正木
こんにちは!
担任助手3年の正木智也です!
久しぶりのブログでちょっと緊張してるので、温かい目で読んでやってください。
ところで、今受験勉強を頑張ってる受験生も、これから受験が本格化する高1.2生の皆さんも、受験を乗り切る上で一番重要なことは何だと思いますか?
勉強量の確保でしょうか?勉強の質の向上?純粋に学力を伸ばすこと?それとも努力を継続する力でしょうか?
受験をするにあたって、いずれも非常に大切です。どれか一つでも欠けたらなら、きっと受験はうまくいかないでしょう。
ですが、私が考えるに、一番重要なのはモチベーションです。
大学受験を通して、その先の将来に対して、期待感や夢があるからこそモチベーションが高まり、辛いことも多い受験勉強を乗り越えられるのです。
そこで今回は、皆さんが「受験後の自分」を改めて考えてもらえるように、具体例として、私が担任助手になった経緯を紹介しようかと思います。
実は私は当初、担任助手になるつもりは一切、これっぽっちも、欠片もありませんでした。今校舎に通っている生徒の皆さんは驚くかもしれませんね。
受験期の冬前くらいに初めて副担任の先生から「来年担任助手にならない?」と言ってもらったときは、真っ先に「無理です」と伝えたことをよく覚えています。
今思い返すと、きっと困らせていたんだろうなと反省です。
当時の担任助手に対するイメージは、大学生活を送りつつ、受付や電話対応などの事務作業に始まり、面談などを通して受験に対する的確なアドバイスまでしてくれるスーパーマンでした。
担任助手の存在に大きく助けられていたからこそ、自分が同じことを出来る気が全くしなかったんです。
その後も、定期的に副担任だけでなく担任の先生にも担任助手の打診をして頂いていましたが、その度に断り続け、結局受験が終わるまで前向きになることはありませんでした。
ですが、心境の変化が訪れたのはその直後です。
実は私は第一志望校の合格発表の日に、コロナに罹患してしまいました。
最初は、試験日じゃなくてほんとに良かったと思いましたが、症状が落ち着いてからは特に、暇で仕方ありませんでした。
1週間は外出もできず、かといって受験勉強も必要ない、大学の準備もまだまだ先という状況の中、やれることと言えば大学進学後の自分を想像することだけです。
自分は大学に入学したら何をするのだろう?と思いながら、ふと、バイトとかどうしようと考えたのがきっかけでした。
それまでは、結局余裕がなかったのだと思います。
大学受験に対して、自分が想像していたよりもいっぱいいっぱいで、その先に目を向けることが難しかったのでしょう。
ですが、改めて具体的に進学後を考えなくてはならなくなった時、担任助手として求められる力は社会に出てからも必ず必要になるスキルだし、それならば失敗が許される大学生のうちに経験しておくのも大事かもしれないと思うようになりました。
また、せっかく何かやるならば、ずっと声をかけてくれた先生もいることだし、今までの恩返しの意味も込めて、担任助手がいいかなと考えました。
コロナの隔離期間が終わり、直接校舎に受験の報告をしに行ったときに、「担任助手やりたいです」と伝えたときは結構驚かれましたね。
そんな経緯で担任助手を始めてから、気づけば3年目です。
今では、始める前には知らなかったやりがいや発見も多いです。
やっぱり何事もやってみないことには分からないことだらけですね。
さて、長々とお付き合いくださりありがとうございました。
私が担任助手をしている理由はこんな感じです。
皆さんが将来を考えるときの、参考の一つにでもなれたなら幸いです。
明日は西藤先生です!
お楽しみに。