ブログ
2024年 5月 5日 【志・志作文について④】ver.正木
こんにちは!
担任助手3年の正木智也です!!
気温のアップダウンが激しいですね。数日前は久しぶりに肌寒いなといった感じだったのに、また汗ばむような暑さとなってきました。
しんどいからやめてほしいですよね。少なくとも私は外出が億劫です。
とはいえ、折角のGW、引きこもっていてはもったいないので、皆さんもしっかり外に出て、なんなら校舎に登校して勉強しましょう!
連休は周りと差をつけるチャンスです。
さて、勉強はやっぱり大事ですが、今回のテーマは数日前から引き続き「志」というわけで、こちらの話をしていきましょう。
「志」なんていうことにまで口を出す塾・予備校は東進くらいのものです。
それでも、重要なことだと考えているので、皆さんには伝えています。
ところで、皆さんは日本の大学進学率を知っていますか?
実は6割ほどしかないんです。以外に思う人も多いのではないでしょうか?
東進生の皆さんの周りは、大学に行くのが当たり前で、だから自分も自然と進学して就職してくのだと漠然と考えていることが多いかもしれません。
でも、日本でも半数ほどは大学には進学せず、大学進学は決して当たり前なことではありません。
極論、大学なんていかなくていいし、受験勉強なんてする必要はないんです。死にはしません。
それでも、大学進学を目指すのは、その先に何かやりたいことや興味があることがあるからです。
そんな受験生たちと戦わなくてはいけないのですから、ただ漠然と勉強をしていただけでは望む結果が得られないのは当然です。
だからこそ、「志」というのは受験勉強を乗り越えるにあたって非常に重要になります。
と、言いつつ、私は大学受験の時、これといった明確な夢みたいなものはありませんでした。
でも、東工大には部活の先輩が受かって入学していて、そこに対するあこがれみたいなものは持っていたんです。
このことが、受験勉強をしていて辛い、なんで勉強なんてしているんだろうと思った時の支えとなりました。
「志」というと堅苦しい印象を受けるかもしれませんが、正直こんなもんでもいいんです。
自分がそれを考えたときに、自然と前向きな気持ちになれれば十分です。
受験勉強が本格化すると、こういうことを考える余裕は少なくなってくるかもしれません。
なので、今のうちに自分に向き合ってみてはいかがでしょうか?
明日は白井先生です。
お楽しみに。
2024年 5月 4日 【志・志作文について③】ver.山田
皆さん、こんにちは!
担任助手2年の山田実希です!
最近は徐々に気温が上がってきて、夏服がそろそろ登場しそうな予感です、、(笑)
気温差が激しい時期は体調を崩しやすいので、自己管理を上手くして、体調を崩さないように頑張りましょう!
本日も昨日までに引き続き【志・志作文】についてお話しします!
今回は私の実体験をもとに志を今考える意義をお伝えします!
私が最初に将来を具体的に考えたのは、高校1年生の時でした。
中3の終わりからコロナ禍になり、自宅から出られない生活が続きました。
その時に、最初は一日中ゲームやYoutubeで終っていましたが、途中でその生活に嫌気がさして、軽い気持ちで勉強を始めることにしました。
中学生まではやらされる勉強が嫌いで宿題を提出期限ぎりぎりにやる以外は勉強しない子でしたが、コロナ禍の自主的な勉強をするうちに勉強の楽しさを実感することが出来ました。
この経験をきっかけに教育に興味を持ち、高1の終わりくらいで志望校を早稲田大学教育学部に決めました。
高2の初めに志作文を書いたときもコロナ禍の経験を踏まえて、早稲田大学教育学部を第一志望校として書きました。
しかし、そのあと自分で調べていくうちに自分のやりたいことが徐々に変わっていきました。
自分は教育学部で教育を学びたいのではなくて、人の心を動かせる仕事を教育という分野でやっていきたいのだという事に気が付きました。
そこで、より自分のやりたいことに近いことが出来る大学学部を調べて、最終的に早稲田大学文化構想学部を第一志望校にしました。
自分のやりたいことが鮮明になってからは、早稲田の文構に絶対に受かりたいという強い意志ができました。
そのおかげで、今勉強する理由が明確になり、受験期に勉強をやめたいと思うことは一度もなかったです。
ですが、結果は私は第一志望の文化構想には合格することはできませんでした。
大学は同じなので、文化構想の授業を取ることはできますが、やっぱり社会科学部では出来ない経験が文化構想学部に入っていればできただろうなと思うことは何回もあります。
実際、社会科学部に1年間通って、やりたいこととは逸れたものの方が多いので、自分の将来やりたかったことがふわふわしてきていると感じています。
以上の経験を通して、私が伝えたいのは、
できるだけ早い時期に自分の将来やりたいことを具体的に言語化して、志望校を決めて、そこに向けて努力すべき
という事です。
志を決めるのが遅くなると、志望校を決めるのも遅くなり、志望校対策をする時間も減って、合格可能性が下がります。
いつかやろうじゃなくて、高1、2年生の春のタイミングでやることに意義があることが分かっていただけたでしょうか?
第一志望校に合格するために、志作文をぜひ有効活用してください!
明日は正木先生です!お楽しみに!
2024年 5月 3日 【志、志作文について②】
昨日に引き続き、今日のブログも【志、志作文について】ですが、
今回は、私自身がどのように進路選択をしてきたのかと、受験と志の関係について紹介したいと思います。
私の今の志は、
「病院薬剤師として小児専門薬剤師になり、難病と闘う子供たちに貢献すること」です。
どこまで実現できるのかはわかりませんが、機会があれば国内外関係なく活躍出来たらいいなと思っています。
しかし、最初からやりたいことが明確に決まっていたわけではありません!!
今に至るまでに、高1夏の文理選択、高2,4月の入塾時、高3の受験期、、、などなど何回も何回も進路選択に迷いました。
高1の夏の文理選択のとき、理系科目が苦手だった私は、薬学部進学を目指し理系に行く覚悟がなかなかできませんでしたが、当時、学校の担任先生が背中を押してくれたことで、国公立薬学部の進学を目指して、理系に進むことに決めました。
しかし、思うように成績があがらないことと、留学に行きたいという思いが強かったことから、高24月の入塾時に文転を考えたこともあります。そんなとき、校舎で志作文コンクールがあり、自分のしたいことは何なのか、なぜ薬剤師になりたいのか、を真剣に考える機会があり、薬剤師を目指すことへの覚悟が決まりました。
一度覚悟を決めたはずでしたが、高3の受験期に再び受験学部に迷いました。様々な大学学部を調べ直して進路を検討し直したことで、自分の興味関心への解像度が高まった分、すべての時間を後悔しているわけではありませんが、併願していた私立の第一志望に補欠不合格し、受験期の大切な時間を無駄にしてしまったなと後悔する点もあります。
そんな私が思うことは、
志作文を書くときに決断した自分をもっと信じられればよかった
ということです。
志作文を書いときに決断した意志そのまま、一貫して薬学部志望を貫けていたら、結果は変わっていたのかなとも思います。
それだけ、志作文を書くことは重要な決断をする機会になると思います。
私は受験を通して、以下の3つのことを伝えたいです。
・早いうちから真剣に考えるべき
・自分の思いを自分の言葉に起こせることの重要性
・強い意志が、志望校への思いや勉強を頑張る原動力になる
私自身、志作文を書いたことで、自分のやりたいことや興味のあることをより一層深めて考えられたことで、
大学進学後に大学で学びたいこと、さらには学びたいことが学べ、心の底から行きたいと思える志望校を見つけることが出来ました。
確かに、志作文は書くことに対してマイナスの感情が抱かれがちですが、
時間をかけて書く分、完成した作文に書かれたある自分の思いは確かなものになると思います。
ぜひ、この機会に担任助手と一緒に考えましょう!!
2024年 5月 2日 【志、志作文について】齋藤ver.
5月になり、新学年にも慣れてきた頃でしょうか?
先月から、受験生の皆さんは、学校でも周りから「受験生」と認知されるようになり、これまで以上に勉強の意識が高まっている頃だと思います。高校1、 2年生にとっては、4月は新たな出会いの季節でもあり、人によっては部活動でリーダーとして周りを引っ張っていく存在になる人もいるでしょう。勉強面で言えば、そんな新生活の期待や不安を抱えながら、皆さんは先月、4月末に共通テスト本番レベル模試という特大イベントで、自身の目標を達成するために勉強してきたと思います。
さて、その4/28の模試が終わり5月になりましたね。高校1年生、高校2年生の皆さんの5月の特大イベントと言えば、志作文コンクールではないでしょうか?
自由が丘校では、高校1、2年生全員に志作文を提出してもらうことを目指しています!!!
さて、皆さんはHRなどで「志作文を書こう!!」と言われたと思いますが、真面目な子を除き皆さんこう思ったと思います。「作文なんて面倒くさいことはしたくない。」「そもそも理系だから小論文も書かないし受験で必要なスキルではない」「予備校が実施するようなことではない」と。実際、自分もそう思っていた側でした。しかし、意味がないように見えるからこそ、真剣に取り組む価値があると思いませんか?
少し話が大きくのですが、一見価値のないことに価値を見出すことがこれからの社会で生きていくのに必要なことだと僕は思います。物理や化学などの理論がある程度体系化された現代において、価値の創造は昔のように誰も知らない新たな発見をすることで生まれるものでなく、今まで誰も注目しなかったような物に価値を付加することで生まれるものとなりつつあります。そんな観点で考え、始めは価値がないと思った今回の志作文を見出して欲しいと思います。
とまあ、現代文のようなうざったらしい話をしましたが、要はこの志作文を書くプロジェクトは決して無意味なものではないというのが伝えたかったことです。
では実際夢志作文を書く意義はなんなのか?という問いに対し、僕は二つのポイントがあると考えました。一つは「言語化による将来の可視化」もう一つは「実現のためのプロセスの確認」
まず一つ目について。言語化がどんな役割を果たすかについて考えてみてほしいのですが、例えば、友達の一人がフェルマーの最終定理の証明を中学数学だけで成功してしまったとしましょう。400年間、数々の天才数学者が解こうと試みて証明できなかったこの定理の証明ができたら世紀の大発見になることは間違いないです。ただその友人は頭の中にイメージがなんとなく存在するだけで、証明方法を伝えきれなかったとしましょう。そんな時皆さんは果たして、友人を素直に賞賛できるでしょうか?答えは簡単で、君らはその友人がてきとうな嘘をついているだけだと思い込むと思います。そうなんです。要は頭の中にイメージがあっても、それを言語にしてアウトプットできなければ、客観的に見ればそれはただの自己満足に過ぎないのです。皆さんがどんなに偉大な夢や志を持っていても、それを説明できなければ、社会から評価され尊敬される人間になれないと言えます。逆に今自分の中にある曖昧な理想を言語に表してみることで、自身の将来を客観的な視点から考えなおすことができるのです。いわば言語化は、ヒーローでもヒロインでも何者にもなれる頭の中のイメージの世界から、現実世界で一人の人間として生きていく将来を具体的に可視化する行為であるといえます。君らはおそらく小学校、中学校と将来何者にでもなれると教わって成長してきたと思われますが、高校生となり次第に社会の一員としての責任が課されていく中で、どんな夢を見れるネバーランドから旅立ち、具体的な将来像を見据え、それぞれの道を進んでいくことが必要とされます。「将来何者になるか」「これからどう生きていくのか」「何を世界にのこすのか」などなど本気で考える機会としてこの作文を捉えて欲しいと思っています。
また、言語化によって志や夢が具体的なものに昇華させることができたのなら、その現実的な将来を実現するために必要なスキルや経験を考え、逆算し、夢実現のためのロードマップを作ってみてください。例えば、ヒーローになりたいという曖昧な夢を、感染症で苦しむ世界の人々を救う医師になるという実現可能で具体的な将来の理想として言語化した場合は、まず医師にならなければならない。だとすれば、大学は医学部に進学し、医師国家試験に合格する必要がある。なら高校生の今やらなければいけないのは、受験対策としての数学や英語の基礎の定着、また理科科目の勉強 というようになります。現時点での具体的なタスクが明確に定まれば、これからの受験勉強で集中力を切らさず続けていけるはずです。
長々と抽象的な話をしてきましたが、具体例として僕の場合はどうだったのかについて書きたいと思います。僕は昔から理科が好きで将来は自然科学の探究に携わりたいと思っていました。具体的な夢が定まるきっかけとなったのは、ちょうど3年前の高校一年生の時のこの志作文でした。この作文を書くという機会を通じて、初めて実現可能な未来について考えるようになり、調べるうちにアストロバイオロジーという研究に興味が湧きました。そこで僕はその科学者になることを夢と設定して、通過点としての(作文作成時は)東京工業大学、また大学進学のための受験勉強における課題を言語化しました。受験勉強に最後まで集中を切らさず東大合格を勝ち取ることができたのは、この志作文コンクールで理想的な未来とその道筋を想起してから、勉強へのモチベーションがほとんど下がらなかったからかもしれません。
是非皆さんがこの志作文に能動的に参加し、自分の将来について考える良い機会にして欲しいと思っています。
2024年 5月 1日 【自己紹介】窪田ver.
はじめまして!
この4月から担任助手となりました窪田彩乃です。
最初のブログということで、自己紹介させてください!
名前:窪田彩乃 (くぼたあやの)
大学:北里大学薬学部薬学科
将来は薬剤師になることを目指して、
薬剤師国家資格受験資格が得られる6年制の薬学科に進学しました。
北里大学薬学部の1年次は神奈川の相模原キャンパスで講義を受けるため、今は毎朝2時間かけて通学しています。
高校生のとき以上に朝が早く、朝が苦手な私にとってはとてもハードです、、、、、。
高校:桜修館中等教育学校
部活:女子バレーボール部マネージャー
中学はテニス部に所属していましたが、怪我が続いてしまったため、高校ではマネージャーをしていました。
部活の他には、記念祭幹部と呼ばれる行事の企画運営をする組織の一員として約2年間活動していました。
幹部活動はかなり忙しかったのですが、その分とても充実しており、いい経験となりました!!
受験科目
共テ:国語、数学ⅠA、数学ⅡB、英語R、英語L、化学、生物、地理B
二次:英語、数学(国公立は数Ⅲまで)、化学、生物
元々は国公立の薬学部を第一志望としていたので、理科は化学と生物の2科目勉強していました。
生物は1番の得意科目なので、何か困ったことがあったら、いつでも聞いてください!!
元々理系科目が得意というわけではなかったので、数学は苦手だったのですが、英語と理科は質問待ってます!
私の受験は、国公立不合格、私立併願の第一志望に補欠不合格、とあまりいい結果ではなく、4月からの進路にとても悩みました。
受験を終えるまでも進路選択に迷うことが多く、その度に担任や担任助手の方々にお世話になったので、私自身も少しでも生徒の皆さんの役に立てたらいいなと思っています。
勉強に関することも、そうじゃないことでもいつでも相談してください!!待ってます!!
今回で担任助手の自己紹介は終わり、次回からは志作文についてのブログが始まります!お楽しみに~